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三菱化学 大成建設と共同で有機薄膜太陽電池外壁ユニットを開発、実証試験を開始予定

皆様に有用な太陽光発電業界情報をお知らせします。

三菱化学株式会社(以下三菱化学)は、大成建設株式会社(以下大成建設)とともに、有機薄膜太陽電池を用いた発電する建物外壁ユニットを開発し、実証試験を開始する予定であることを発表した。

近年、建物の省エネや災害時における機能維持に関する要求が高まっていることから、ゼロエネルギービル(以下ZEB)の実現へ向けた取り組みが加速している。

ZEBとは2009年に経済産業省が提唱した「建築物や設備機器の省エネルギー性能の向上、エネルギーの面的利用、敷地内での再生可能エネルギーの活用などにより、建築物における年間の1次エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロまたはおおむねゼロとする建築物」のことだ。

太陽光発電でZEBを実現するためには、より多くの発電量を確保するために、屋根や屋上面への設置に加え壁や窓などの側面を有効活用することが必要となる。

しかし、建物の外壁へ設置するためには、サイズや色など建物に求められるデザインに対応できるフレキシブル性や軽量性、また、建物の長寿命化に伴う機器更新の容易さなどが必要となり、本格的な建物の外壁対応型太陽光発電パネルは今まで実用化されていなかった。

今回三菱化学と大成建設が共同で開発した「有機薄膜太陽電池外壁ユニット」には、上記の課題を解決するために、三菱化学が独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の助成事業「有機系太陽電池実用化先導技術開発」で開発中の薄くて軽く、色の自由度を持ち合わせ意匠性が高い有機薄膜太陽電池を使用し、建物外装に関する設計、施工においては多くの実績とノウハウを有する大成建設の技術を用いている。

これにより、クリーンで持続可能なエネルギーを供給しつつ、建物の多様な階高やスパンへの適応、多様な色の選定が可能な意匠性、軽量性、将来の機器更新の容易性等を併せ持つ外壁ユニットとなっている。

両社は今後、大成建設の技術センター内に建設中の「ZEB実証棟」へ、共同開発した「有機薄膜太陽電池外壁ユニット」を導入し、実用化に向けた実証を進めていく方針だ。

情報参照元:三菱化学株式会社

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